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高度なインストールオプション

通常のインストールに必要なのはインストールページの ワンライナーだけです。このページでは、デフォルト以外の構成 — セルフホスト/ ステージングのコントロールプレーン、バージョン固定、Waired 自体の開発 — 向けの 追加のインストーラーオプションを説明します。

特定のコントロールプレーンを指定する

Section titled “特定のコントロールプレーンを指定する”

デフォルトでは、クライアントは本番のコントロールプレーンに対して登録します。別の コントロールプレーンを指定するには、インストール時にその URL を渡します:

Terminal window
curl -fsSL https://github.com/waired-ai/waired-agent/releases/latest/download/install.sh \
| sudo bash -s -- --control https://your-control-plane.example.com

インストーラーはこの URL をマシンに記録します。そのため、あとから同じマシンで waired init を実行しても、フラグを付け直さずに同じコントロールプレーンへ登録 されます。--control を再度渡すのは、変更したいときだけです。

最初の設定を waired init --control <URL> で行うこともできます。組織向けの インストーラーラッパーでは、環境変数 WAIRED_CONTROL_URL--control / -Control フラグ未指定時の低優先度フォールバックとして使われます。

WAIRED_VERSION を指定すると、最新の stable ではなく特定のリリースに固定して インストールできます(edge も指定可能 — edge チャンネルを参照):

Terminal window
curl -fsSL https://github.com/waired-ai/waired-agent/releases/latest/download/install.sh \
| WAIRED_VERSION=1.2.3 sh

インストール先を選ぶ(Windows)

Section titled “インストール先を選ぶ(Windows)”

対話的な新規 install.ps1 実行では、インストール先を尋ねられます(Enter で既定の C:\Program Files\Waired)。非対話的に固定するには、-InstallDir <path> (スクリプトをファイルに保存した場合)を渡すか、パイプのワンライナーでは WAIRED_INSTALL_DIR を設定します:

Terminal window
$env:WAIRED_INSTALL_DIR = 'D:\Waired'
iwr -useb https://github.com/waired-ai/waired-agent/releases/latest/download/install.ps1 | iex

解決されたインストール先はレジストリ(HKLM\SOFTWARE\Waired)に記録されるため、 以降のアップデート・再実行・uninstall.ps1 は移設済みのインストールを自動で 見つけます。Linux(apt の配置)と macOS(WAIRED_DARWIN_BINDIR)は従来の規約の ままです。

開発用プリセット(--dev / -Dev

Section titled “開発用プリセット(--dev / -Dev)”

Waired 自体の開発・ドッグフーディング専用です。--dev(Linux / macOS)または -Dev(Windows)は、組み込みの開発用コントロールプレーンに向けたインストールを 事前構成し、インストール後の waired init が追加フラグなしでそこへ登録するように します。--control / -Control が併せて指定された場合はそちらが優先されます。

Terminal window
curl -fsSL https://github.com/waired-ai/waired-agent/releases/latest/download/install.sh | sh -s -- --dev

クリーンインストール(--clean / -Clean / WAIRED_CLEAN=1

Section titled “クリーンインストール(--clean / -Clean / WAIRED_CLEAN=1)”

完全削除してから新規インストールする方法です。手順はインストールページの クリーンインストールにあります。 このページで知っておくべき点は 2 つ: WAIRED_CLEAN=1 は環境変数版で (Windows のパイプ形式 iwr | iex ワンライナーがオプトインする手段であり、 どの OS でも使えます)、--yes / -Yes は無人ホスト向けに確認をスキップします — これを付けない非対話的な実行は削除を拒否します。

Linux と macOS は install.sh、Windows は同じオプションの PowerShell 版を持つ install.ps1 を使います。どちらも環境変数形式を受け付けます。パイプ形式の ワンライナーは、スクリプトをディスクに書かずにオプションを渡す手段としてこれを使います。

install.sh install.ps1 環境変数 内容
--dry-run -DryRun 特権が必要なコマンドをすべて表示するだけで、実行しません。
--yes, -y -Yes インストール前の確認を含め、すべての質問に「はい」と答えます。
--no-init -SkipInit インストール後に waired init実行しません。付けない場合、インストールでサインインとセットアップまで一気に進みます。
--skip-ollama -SkipOllama WAIRED_NO_OLLAMA=1 AI ソフトウェアをインストールしません。自前の Ollama を使う場合に。
--skip-claude-proxy -SkipClaudeProxy WAIRED_NO_CLAUDE_PROXY=1 Claude Code を自分の AI ではなく Anthropic API のままにします。
--mask-pii -MaskPII WAIRED_PII_MASK=1 出力中のホームフォルダ・ユーザー名・マシン名・アカウントのメールアドレスを伏せます(スクリーンショットやバグ報告向け、ベストエフォート)。
--log-level <level> -LogLevel <level> WAIRED_LOG_LEVEL エージェントをこのログ詳細度で起動します。debug / info(既定)/ warn / error。リリース前のデバッグには debug を使います。あとから再インストールせずに変更するには waired config log-level を使います。
--check -Check 新しいバージョンがあるかを報告するだけで、何も変更しません。
--update -Update 新規インストールではなく、既存のインストールを更新します。
--edge, --latest -Edge, -Latest WAIRED_VERSION=edge 最新の main ビルドを入れる/切り替える。安定版ではありません → 更新情報
--stable -Stable 最新の安定版を入れる/切り替える。
--clean -Clean WAIRED_CLEAN=1 すべて消してから新規インストール。破壊的で、--yes がなければ確認します。
--control <URL> -Control <URL> WAIRED_CONTROL_URL 指定したコントロールプレーンに登録します。
--dev -Dev 内蔵の開発用コントロールプレーン。Waired の開発用のみ。
-InstallDir <path> WAIRED_INSTALL_DIR インストール先(Windows)。
--non-interactive -NonInteractive 一切質問しません。ターミナルのないパソコンでもサインインを試みます(既定はサインインを飛ばします)→ 下記
--inference-enabled true|false -InferenceEnabled 「このパソコンで AI を動かすか」に、聞かれずに答えます。
--share-with-mesh true|false -ShareWithMesh 「ほかの端末に使わせるか」に、聞かれずに答えます。
WAIRED_VERSION=1.2.3 $env:WAIRED_VERSION WAIRED_VERSION 特定のリリースに固定します。
WAIRED_STATE_DIR 識別情報や設定の保存先。macOS と Windows のみ → 下記
WAIRED_OLLAMA_INSTALL_TIMEOUT AI ソフトウェアの初回ダウンロードを打ち切るまでの時間。既定は 60m。回線が非常に遅い場合のみ 3h などに延ばしてください。

画面のないパソコンにインストールする

Section titled “画面のないパソコンにインストールする”

サーバーや CI、イメージビルドではサインインする人がおらず、サインインには ブラウザが必要です。そのためインストーラは Waired を入れて起動するところまで 進め、サインインの手前で止まり、あとで済ませるよう案内します。

Note: No terminal detected — sign-in skipped. To finish setup:
- run: sudo waired init

それでも試させたい場合は --non-interactive / -NonInteractive を付けます。 セットアップの質問は聞かずに、無難な答えを選びます。--yes は別物です — 質問には答えますが、サインインの手前で止まる動作は変わりません。

WAIRED_STATE_DIR で、識別情報・鍵・設定の保存先を既定以外にできます。

効くのは macOS と Windows です。この 2 つはインストーラがバックグラウンド サービスを登録するので、保存先を自由に指定できます。Linux では無視されます — サービス定義がパッケージに同梱されていて、既定の場所(/var/lib/waired)が 最初から書き込まれているため、インストーラが選ぶ余地がありません。--clean でのアンインストールは、移動先のフォルダも削除します。

正式な一覧はスクリプトを --help / -Help 付きで実行するか、リポジトリの packaging/install/README.md を参照してください。